傷が癒えない
はてさて、治療も次のステップへ進みます。
が!なかなか進めなかったのです。私の左胸、辻斬りにあったような傷が癒えない。放射線治療を行う前に傷が塞がってないといけないのですが一部なかなか塞がらないというか傷が落ち着かなかったのです。いつまでも傷がジュクジュクとなんとなく体液が出るというか、転んだ傷がなかなかかさぶたにならないような感じ。
結局、教授先生が「こりゃもう一度縫った方が早いね」と、再度10cmくらいある傷の上2cmくらいを縫い直すことになりました。
私が思うに、執刀医はもちろん教授先生だったのですが、腫瘍を採って、センチネルリンパ生検をやって、最後の縫合だけは、あの私と処置の相性の悪い若い先生がやったんですよ。
悪い人じゃなかったけど、ホント私にとっては腕の悪い奴でした。最初の生検、術後の水抜き、縫合、全てにおいて失敗してやがる・・・
その後、いつの間にか異動して居なくなっちゃいました。
こうして私の辻斬りの傷は教授先生の縫合後は、あっという間に癒えたのでした。
次回、やっと次のステップへ進みます。